バイクを所有する上で避けては通れないのが雨です。
車と違ってバイクは殆どのパーツが剥き出しの構造になっているため、雨が降ってしまった時に濡れてしまいます。 特にハーレーはエンジンに雨が直接当たるだけでなく、パーツにスチールが多く使われているので、雨に濡れたまま放置をしておくと、汚れや錆の原因となるので注意が必要です。そのため、止むを得ず雨の中で走行をする時は、しっかりと雨水を拭き取ることを忘れてはいけません。
こうした汚れや錆を防ぐためには、洗車を始めとした日頃のメンテナンスも重要となります。洗車をする場合に頭を悩ませるポイントが水の使用です。
ライダーの中には、イグニッションやバッテリーといった水に弱い電装部品を濡らしてしまうことを恐れて水での洗浄を躊躇する人も少なくありません。
その考え方自体は間違ってはいませんが、水はパーツに付着した汚れを浮き上がらせてくれます。大切なのは雨水と同様に、作業後に水分をしっかりと飛ばすことです。
ハーレーは独自のエンジンサウンドや、そこから伝わる心地良い振動といった様々な特徴があります。
大型ならではの重量によって走行性能を肌で感じられる点も魅力の一つですが、雨天での走行ではこの重量がブレーキ性能に影響を与えてしまうこともあるのです。
一般的なバイクとは異なり、ハーレーは急停車に不向きなリアブレーキを多用するため、雨の日はいつもよりスピードを落としてブレーキを早めに踏むことがポイントになります。