ハーレー独自の重低音を楽しむ マフラーの選び方

バイクはツーリングに代表される走り屋やパーツのカスタムなど楽しみ方は人によってそれぞれ異なりますが、バイクならではのこだわりの一つに挙げられるのがマフラーです。マフラーは走行時にエンジンの燃焼によって排出されるガスの騒音を抑える役割を担っています。

ライダーの中にはマフラーなんかどれを選んでも同じと考えている人も少なくありません。しかし、これは大きな間違いで、マフラーによって音量や音質が大きく変わります。

大型バイクの代表ともいえるハーレーも同様に何を求めるかによって選び方が変わってくるのが特徴です。音は大きく重低音と爆音の2種類に分かれていて、重低音を求める場合は厚みがポイントになります。マフラーは材質に厚みがあるほど音が低くなる傾向にあるので、選ぶ時はこの点を重視することが大切です。

次に重要となるのが材質で、一般的にハーレーのマフラーはスチールかステンレスのどちらかになります。迫力のある重低音を楽しみたいのであれば、ステンレス製が最適です。
しかし、マフラーのステンレスは、元々薄さによって軽量化を図ることが目的で作られているので市販されている物では乾いた音になってしまいます。そこで必要となるのがカスタムです！

ハーレーのカスタムと聞くと初心者にはハードルが高いイメージがありますが、ハーレーは各パーツのカスタムをして自分だけのオリジナルを作れるバイクなので、カスタムやパーツの取り付け作業はそれほど難しい作業ではありません。
専門の知識や技術を持っていないハーレーオーナーでも気軽にできます。

そして忘れてはいけないのがマフラーの長さです。
マフラーの長さは音量に影響を与える物で、短くなるに連れて音が大きくなっていきます。そのため、ステンレス製の短いマフラーを選べば重低音のある爆音を出すことができます。